『ヒミツ』第7巻 27 2つの世界1

2023.10.29 その他

27 2つの世界1

大きく分けると、世界は2つの領域からなる。

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□ あなたには変えられない世界

■ あなたが変えられる世界

もうすぐ、これでもか、これでもか、と苦難が重なるフェーズに入る。

このとき、どの領域で生きているかが、命運を分けるの。

言わなくても、わかるわね。

■の世界、つまり、「変えられる世界」に集中している人は、

ひきつづき好きなように現実創造をたのしめる。

□の世界、つまり、「変えられない世界」を中心に生きてる人は、

不如意な人生にさいなまれる。

変えられる世界■では、自分と世界の因果律が双方向に

作用している。

あなたが変化をエンジョイしているとき、たのしさもまた

あなたに作用を及ぼし、よりたのしい領域へとあなたを誘う。

それもまたエンジョイしていると、次のたのしさが現れって、

■ → ■■ → ■■■ が加速していくわ。

そう、思い通りに動かせる領域■がどんどん広がっていくの。

逆の人には、当然、逆の結果がもたらされる。

ここでも因果律の相互作用は生じているのだけれど、

あなたのとは方向性が逆。

その人が自由に動かせる世界■はどんどん縮小していき、

気がついたら、「思いどおりにならない現実」=□ばかりに

囲まれながら、暮らしてる。

□はね、他人製の世界。

そこでは、あなたはただのファンクション。

あなたは時間で測られ、資格で値づけされ、数字を負わされる。

負わされた数字を、追わされる。

創意工夫や自己表現の余地は少なく、

言われたことを言われたとおりにやるしかない。

ただのファンクションなのだから、当然に代替可能。

あなたのその位置に入りたい、という人はいくらでもいるわ。

AIを使うまでもない安い仕事、冷めきった夫婦関係、

意思の疎通すらあやうい親子、あいさつもしない同僚たちが、

似た波動によって引き寄せあう。

目を合わせてくれるのは、スマホの画面だけ・・・・。

文句ばっかり言ってる人たち、

他人が悪い主義者たちがどこに住んでいるか、

あなたには見えるでしょ。

彼らの選択は彼らに任せ、あなたは自分の領域に集中するの。

それは逃げることでも、責任を放棄することでも、

見捨てることでもない。

もちろん、負けることでもないし、論破されることでもない。

反論する必要はないし、まして納得させる義務もない。

彼らは「理解しない」という選択を自らの意思で行っているんだから、

放っておいていいのよ。

それが、相互の選択を尊重する、という生き方。

あなたは、自分が変えられる領域■に集中よ。