『ヒミツ』第12巻 51 至高のフェーズ3
51 至高のフェーズ3
最後に、あなたに伝えておくべきことがある。
覚醒がはじまると、逆に下降局面が来ることもある、という事実よ。
「え? なにそれ? 上がるんじゃないの?」って思ったあなた、
甘いわ。(笑)
あなたのネガティビティはね、何十年もかけて習慣化されたもの。
両親から、おじいちゃん&おばあちゃんから、
先生から、友達から、先輩から、同僚からと、
幼少期からよってたかって刷り込まれてきた堅牢な鎧。
長期間演じるうちに、自分自身と勘違いするところまで
一体化しちゃった仮面たち。
あなた自身が不安を内面化し、あなた自身が自分の無価値性を
深層心理の深いところまで刻み込んできたため、
そうかんたんにはナイトくんたちの活躍は止まらないのよ。
それどころか、外されそうになっていることを本能的に察知した彼らは、
むしろ「最後のあがき」をしはじめる。
やおら陰謀論に興味がわいてきてハマっちゃう人、
口では前向きなことを言いつつも実際には全力でバックする人、
自分にさえ気づかれないよう巧妙に自滅策を提案してくる人、さまざま。
自分の主張が通らないと、「せっかく提案してるのに採用されなかった」
「無視された」とかいって、怒ったりひがんだりする人もいる。
気分が落ち込んだり、やる気が失せたりする人も。
これらの多くは、ナイトくんたちの「最後のあがき」なのよ。
・・・でも、逆に言うと、あなたは着実に覚醒路線を
歩みはじめている、ということ。
細部は気にせず、ちぐはぐな自分を許しつつ、
おおらかに日々を過ごしたらいい。
ネガティブな感情の動きを察知したら、
すかさずナイトくんに声がけしてね。
「ありがとう。おかげでここまでこれたよ。」
「ずっといていいんだよ。追い出したりしないから。」
「たいへんだったね。よくがんばったね。」
「でも、もしよかったら、いっしょに次のフェーズに行かない?」
「あたらしいおたのしみが待ってるよ。」
「わたしはね、わたしといっしょに、あたらしい生き方をしていきたいの。」
「わたしはね、わたしたちといっしょに、その先の世界を見てみたい。」
こんな感じで、自分で自分に語りかけていくのよ。
自分をいつくしみ、自分を許し、自分たちを受け入れ、
あの人もこの人もみんなを愛しながら。
そしたらある日、あなたは気がつく。
そういえば、最近、なんだか軽いわ。
気が滅入るようなちぐはぐなことが少なくなって、
気分が明るくなってる。
っていうか、何やってもスムーズに進んじゃう。
うれしいことが多くなり、親切にされる機会も、ほめられる機会も増えた。
気がついたら、自然にたのしいことばかりしてる。
そんな、あたらしい日々があなたを待っているの。
早い人なら数週間で効果を実感するはずよ。
軽くなったあなたと再会できるのを、たのしみにしてる。
12月16日に、また会いましょう。









