『ヒミツ』第6巻 43 時代の躍動4

2023.09.23 その他

43 時代の躍動4

常識的な行動をとれば、常識的な結果を得る。

あたりまえね。

多数派と同じ判断をするなら、世の中の動きに同化する。

これも当然。

世の中の大きな流れは、

1 庶民はますます貧乏に

2 庶民はどんどん死んでいく

3 中小企業はどんどん貧乏に

4 中小企業はどんどん倒産していく

だったわね。

こうした時代の基本潮流があるときに、多数派と同じ発想をし、

多数派と同じ行動をとっていたら、どうなるだろう?

正論を振りかざし、できない理由を並べていたら?

あなたの心が「ざわざわ」するのはね、

多数派=常識人であり続けることへの警鐘なのよ。

自分自身からの。

本来であれば自分は自身であり、つながっていたはず。

でも、大部分の現代人は、他人自身になっちゃってる。

公衆衛生に関する恐怖報道がくりかえされるので、

みながみな不安を内面化しながら生きてる。

染(うつ)されるんじゃないかって視点を

つねに他人に向けつづけているので、

猜疑が心の奥深くに刷り込まれてしまい、

なにを見ても、なにを聞いても

「裏があるんじゃないか?」

「被害を受けるんじゃないか?」って、

素直に豊かさを受け取れない。

チャンスも、情報も、ご縁も、みな人が運んでくるものなのに。。。

かくして、1~4がしつこくまとわりついてくる。

現代において、多数派であるということは、そういうことなのよ。

・基本、TVは見ない

・基本、新聞も読まない

・必要な情報があるなら、自らネットに取りに行く

・一人になれる時間を増やす

ってだけでも、ずいぶん違うわよ。

・ゆっくりでいいから、本を読む

・休日はスマホを切る

・特に、寝室には持ち込まない

ってなると、現代社会ではもう「達人」の域。

すごい時代よね。(笑)

いい?

時代の蠢動(しゅんどう)=うごめきは、みなに平等に訪れている。

みんなで渡れば怖くない方式で、ね。

でも、一部には、「躍動」が訪れる人たちもいるのよ。

中庸を保ち、ポジティブな選択を自在に行える人たちが。

彼女たちは、多数派と同じ発想をしないので、

白い目で見られがち。

彼女たちは、多数派と同じ行動をとらないので、

批判の対象にされやすい。

しかも、あきらかに楽しい日々を過ごしており、

事実として豊かで、自由になる時間も増える一方なので、

嫉妬や怨嗟の対象にもされやすいの。

ルサンチマンからのね。

でも、本書を読むようなあなたなら、

「躍動」路線を続けられるはずよ。

自分自身とつながりながら。