『ヒミツ』第6巻 33予習復習3

2023.09.12 その他

33予習復習3

大事な復習もしておくわね。

この宇宙において、少なくとも人間の暮らしにかかわる範囲では、

偶然はないんだった。

できごとは、100%、すべて必然。

だれかの意識、だれかたちの意識で構成されている。

ただし、構成の度合いについては差があるわ。

大きい方から順に、

0大いなる存在枠

1集合意識枠

2個人の魂枠

3肉体側個人の無意識枠

4肉体側個人の意識枠

5肉体側個人の欲望枠

って感じかしら。

人間は、わずかしかない4や5でさえ、思い通りには動かせない。

大半の人たちは、他人製の「4意識枠」をなぞるよう操作され、

作られた「5欲望枠」ばかりを追うよう、仕向けられているから。

人間が主人なのではなく、他人製の枠の方が主人化しちゃってる。

そんな状態で、あなたの願いがかなうわけ、あると思う?

あなたの願いはかないにくい。

みな、世の中は思い通りにならない、って思ってる。

ほんとうは、1~5すべてが、

制作者それぞれの「思い」の通りなのにね。(笑)

発想を転換してみない?

フォーカスすべき対象が、逆だったのよ。

みな、他人が操作している「4意識枠」や、

他人によって追うよう仕向けられている「5欲望枠」

ばかり見ているの。

かなえよう、かなえようとして。

そうじゃない。

それだと、逆効果。

むしろ、積極的にかないにくくなる。

もっとも重要なのは、自分よりも大きな存在がありえることを

認識し、受け入れることよ。

なんのことかわからず、オカルティックに聞こえるかもしれないけれど、

少なくとも自分が矮小であることが認識できているなら、

自分よりも大きな存在が存在しえることは、想像できるはず。

海に入らなくても、潮風を浴びるだけいい。

川で遊ばなくても、流れの音を聞くだけでいい。

そよぐ風を感じ、こすれる葉の音を聞き、

小鳥たちや虫たちのシンフォニーに注意を向けるだけで十分に、

自分のスケールをはるかに超えた「大いなる機序」が作用していることを

感じ取れるはずよ。

それがすなわち、「0大いなる存在枠」「1集合意識枠」「2魂枠」。

それらを、自分の「3個人の無意識枠」に組み込むの。

筆者はそれを、「自然(じねん)との合一」と呼んでいる。