『ヒミツ』第9巻 47 WQライフ 10

2024.05.31 その他

47 WQライフ 10

筆者は社長として、会社であたらしい試みを続々と進めている。

その多くは、厳しいもの。

過去、彼がやってこなかったことばかり。

社長が厳しい施策を講じてこなかったおかげで、

彼の会社は、よく言えば大らかでのびのびしている。

ノルマなんてなかったし、結果を出さなくても許される。

同じことばかりくりかえしていても、何も言われない。

身分は保証されており、自動的にかなりハイピッチで

会社の成長の果実をわけてもらえる。

・・・結果、弱い企業ができあがった。

いま、あたらしい時代の特徴がどんどん先鋭化してきているでしょ。

①結果を出せなかった企業は、どんどん倒産していく

②覚醒し、身を守る自助努力をしなかった個人は、どんどん死んでいく

この傾向は、どんどん加速しているの。

「どんどん」がどんどん、よ。

こうした時代の変化を背景にした場合、

「やさしさ」はある意味でもっとも残酷な結果をもたらす。

だから彼は、きびしい方向へと施策を転換させたの。

彼はひきつづき、手の内を明かしながら経営している。

ブログを読めば、社長が何を考え、どういう手を打ち、

それがどういうふうに会社の方針につながっていくか、一目瞭然。

サラリーマンの生存戦略として、社長の考えや会社の方針を理解した上で、

それと整合的に結果を出していくにはどうしたらいいか、

自分なりに考え、自分なりに試行錯誤していく、ということは

当社の社員ならだれにでも可能。

社長があまり考えをオープンにしない会社もあるから、

すべての会社に当てはまるわけではないけれど、

すくなくとも当社ではそれはつねに開示されている。

理解しようと思うなら、だれでもブログを読める。

けれど、その程度の努力すらしない人たちを、

はたして会社は救うべきだろうか、というのがいまの彼の基本姿勢なの。

その程度の労すら省き、あぐらをかいているけれど、

果実だけはほしいという人たちについては、

その選択の結果をご自身で受け取ってもらう以外にない。

彼は、そう思っているのよ。

彼はもう、「やさしい社長」を止めた。

きびしく、結果を求める。

数字を達成してもらう。

成果が出ないなら、取り分も減る。

他人の成果にぶら下がることを許さない。

ご自身を高めるために、ご自身で自助努力をしていただく。

他社ではあたりまえに行われていることが、

当社でははじめての「きびしい試み」に映る現実を

直視してもらうしかない。

だから筆者はまず、自分の役員報酬を月額20万円減額した。

専務は、15万円/月の減額。

社員だけに一方的に求めてるのではなく、

彼はまず自分自身にきびしい要求をつきつけたの。

経営責任の明確化よ。

結果を出し、強い組織に変えていく、ということの責任。