６EQテスト01

 

 

現代社会では、IQテストのほかに、EQテストも行われていくわ。

 

ジャッジを振り回さず、ジャッジに振り回されることもなく、

中庸を保てるか、よ。

 

同調圧力の強い日本では、こちらの方が難しいかもね。

 

 

みんなが不安を内面化し、Aという方向にいっせいに走り出してるのに、

自分だけB方向なんて勇気がいる。

 

アンチコメントもいっぱい湧いてきそう。

 

孤独な時間が増えていくわね。

 

 

 

・・・でも、こう考えてみたらどうかしら？

 

もともと連帯なんかしていなかった。

 

オブラートに包んで適度な距離を取り、いい人を演じ合ってきただけ。

 

相互理解にもとづき、お互いの相違点への尊重がないのなら、

それはただの「もたれ合い」にすぎない。

 

「被害者同士の傷のなめ合い」を、相互理解と勘違いしてたんだ、って。

 

 

 

被害者の人たちは、他人が被害者にならないことを許さない。

 

でもあなたは、他人が被害者になることも、ならないことも許容できる。

 

もともと、違ってたのよ。

 

もともと、根本的に異なっていた。

 

その相違性を認め合える間柄こそ、ほんとうの相互理解

というものじゃないかしら。

 

オブラートに包んで適度な距離を保ち、いい人を演じ合うこととは

まるで異質のものよ。

 

 

 

被害者の出す波動は、加害者たちを引き寄せる。

 

加害者が出す波動は、被害者たちを蠢惑し、吞み込んでいく。

 

かくして、「殺伐ゲーム」はさらに強化されていくわ。

 

中庸を保てなかった者たち同士の間でね。