『ヒミツ』第４巻 17 ニンゲンノカタチ３
17 ニンゲンノカタチ３
いま地球の基調波動の上昇によって、人類の波動はおしなべて
上昇している。
だからグローバルおじさんたちは、大忙しなの。
民衆が、自らの力で必要な豊かさを創出できてしまう
ことに気がついたなら、「搾取の構造」が成り立たなくなってしまう。
民衆が、統治エリートたちをも凌駕するパワーを
手に入れつつあると自覚したなら、
もうだれもラットのレースになんか参加しなくなっちゃう。
だから、どうにかしてそれを悟られないよう、
あらぬ方向に気をそらそうと、あの手この手が百花繚乱なの。
日々生み出される大量のゴシップ記事、インスタ映えする写真や
あこがれのセレブの暮らしののぞき見情報、
Youtuber たちによるお得な耳寄りネタの数々・・・。
おおよそ、「本質からどんどん離れていく」という一点でのみ
共通項を持つ、多種多様な娯楽が無償で提供されているわ。
有償側も、たとえばネットフリックスに代表される、
暴力、薬物、性、飲酒や喫煙、裏切りなどがことさら強調された
コンテンツの充実ぶりには、ほとんどめまいがするほど。
残念ながら、映画館も似たようなものね。
えらい先生たちの「覚醒セミナー」なんかも大流行り。
ニコチンやカフェインごときでは役不足、もっとキョーレツなやつを、
って流れが世界中で加速している。
TV番組や映画でも、飲酒の場面をことさら強調する演出が
増えてるのも、偶然じゃないのよ。
波動が上がるということは、現実創造の力が増すということ。
願いがかないやすくなる、ということ。
いいことずくめのように聞こえるかもしれないけれど、
「心の傾き」が大きな人にとっては、両刃の剣となる。
意識と無意識のギャップが大きな人にとっても。
だから、おかしなエネルギーとそれに感化された人々は、
こぞって人々が「増した力」をおかしな方向で使うよう、誘導しているのよ。
連日連夜、恐怖報道がこれでもかってくりかえされていた時期、
自粛警察化した人々は、まさにその方向で自らの力を発揮し、
まさに自ら状況を悪化させていた。
その後、社会不安がやわらいでくると、
あからさまなネガティブ・スパイラルは影を潜めたものの、
今度は「本質からより離れるため」に、その力を使いはじめてる。
中国や北朝鮮のことを、みな笑うわね。
共産党による支配を正当化したり、独裁者個人を神格化するため、
あらゆるプロパガンダが駆使され、国民たちの洗脳が行われている。
あいつらアホだな、って。
・・・でも、もしかしたら、それってある種わかりやすい稚拙な例であり、
もっとも巧妙に、もっとも効果的に国民たちの洗脳が行われている社会って、
わたしたちが暮らすこの「西側諸国」じゃないかしら？
その証拠が、大量のバイオロボット化した人々なのでは？
