『ヒミツ』第4巻 0活劇

2023.01.06 その他

『ヒミツ』第4巻 0活劇

この巻では、主に2025~2030年が扱われる。

だれにとっても、ある意味、人生のハイライトのような期間だから。

おどろくほどいろんなことが起こり、おどろくほどいろんなものが変わっていく。

まさにガラポン。

どんなファンタジーよりもファンタスティック。

どんなエンタメよりもエキサイティング。

すべてが現実なのに、前例のないほど現実離れしたリアリティ。

人類史上、空前の規模となる大活劇よ。

ただし、一部の人たちは気づいている。

これは「劇中劇」なんだって。

彼ら/彼女たちは、特定の方向性をもった情報に前もって接しておくことで、

ある程度の準備を済ませておこうとする。

手抜きをしているわけじゃないし、臆病ということでもない。

自らの選択と指針を明瞭にした上で、さてどこまでそれをつらぬけるだろうか?

次から次へと襲い掛かってくる苦難をかわしながら、

自分と仲間の力を合わせることで、どこまで人生を切り拓いていけるだろうか?

俳優兼劇作家という立場から、大活劇をたのしもうとしているのよ。

本書は、一貫してこうした人々のために書かれている。

もっとも多くの苦労を経験する層になるから。

数としては圧倒的に少数派なので、自ら切り拓くという側面と、

理解しない多数派との摩擦を回避しながら共存の道を探るという、

両面作戦をとらざるをえない。

仕事上だけでならまだなんとでもなるんでしょうけど、

大事な家族との関係でも、夫婦や恋人同士においても、

愛するわが子との間においてさえ、おなじ葛藤が展開されるのだとしたら、

味わう辛苦は並大抵ではない。

ポジティブ・スパイラルを回しているからといって、

バラ色の「うふふ、あはは」だけの人生にはならないの。

だから少しだけ、あなたは自分自身にヒントを出しておくことにした。

この本は、あなたから、あなたにあてたメッセージ。

あなたはあなたを巧妙に操作して、本書に出会うよう仕向けてきた。

偶然なんかじゃないの。

世の中には膨大な数の本が出版されているし、

ネット上にも、それこそ無数のブログやSNSの記事がある。

「偶然」がどの程度天文学的に低い確率にならざるをえないか、

ちょっと想像をめぐらせばわかるでしょ。

さあ、用意はいいかしら?

幕が開くわよ。