映画が好きなのですが、けっこう技術力が試されるな、と感じます。（笑）

おどろおどろしいのを避けるのは当然として、

ほんわか予告編なのに実は妙に冷たい作風だったり、

変なピラミッドや目のモチーフが紛れ込む作品が、あいかわらず多い。

最近ひどかったのは、『ある男』『ドライブマイカー』あたりでしょうか。

新海物はもう見ませんし、キャメロン監督も、

行くとこまで行っちゃってる感じ。。。

わかる人にだけわかればいいので説明はしませんが、

若い方々は大変だなと思います。

そんななか、昨年見てきた中でもっとも印象に残っているのが、

『カモンカモン』でした。

子供たちにインタビューしているラジオ局の担当者が、

急に発達障害の甥っ子の面倒を見ることになり、

いろんなことに気づかされ・・・・、って映画なのですが、

心憎い小技が随所にちりばめてあって、こちらはいい意味での、

わかる人にはわかる系。（笑）

実は、わたし自身がラジオ番組の制作を意識し始めたのは、

本作がきっかけになっています。