『ヒミツ』第12巻 34 方向性の科学5
34 方向性の科学5
宇宙たちは、観測するまでは《可能性の雲》として
無数に重なり合っている。
いま・ここで。
あなたの意識が観測した瞬間、波動関数が収束して
あなたの物理的な現実(=選択した世界線)が確定する。
意識はそれを毎秒何十億回もくりかえしており、
あなたは「世界線の選択」を同じ数だけ変更してるわ。
ただし、その差異があまりにも小さく、間隔もあまりに短く、
人間や人間が暮らす世界の粒子数が途方もなく多いので、
ジャンプしている感覚も変わった感覚も得られない。
唯一、変化の流れが「時間の経過」として誤認されるくらい。
人間の脳も感覚器も、これらを認識できるようには作られていない。
だから人は、こうした考え方を「スピリチュアル」
「都市伝説」って笑ってきたの。
でも、認識できないからといって存在しないわけじゃないし、
証明できないからといって無効なわけでもない。
「直観」したなら、欲しい現実が現れやすくなるよう、
人生が望んだ世界線に収斂していくよう、
「先回り先回り」して意識的に波動関数を収束させていく、
という方法だってある。
筆者はね、ずっとその方法を提案しているのよ。
具体的に。
自分でも実践し、だれがやっても再現可能、って
水準まで落とし込んだ上で。
たとえば筆者の会社では、1日に2回、瞑想の時間を設けている。
現代人の脳は情報過多であり、
そのままでは意識の純粋な作用を活用しづらいので、
「脳内おしゃべり」を鎮静化させる時間を意図的に作っているの。
週休3日制も、実質残業ゼロ勤務も、安定稼働期に入った。
連日連夜、擦り切れるまで働いていると、
どうしても考え方や行動がネガティブになりやすい。
当然、そうした会社では、社員たちがよってたかって
マイナス方向の現実創造ばかりやるようになる。
激化する競争社会ではね、会社自体が「被害者」製造装置でもあるの。
だから彼の会社では、逆に、社員にノルマなど設定せず、
あ①好きなことを
あ➁たのしみながら
あ③やりやすいやり方で
あ④他人に役立てる。
あ⑤そして、それをマネタイズしていく。
という働き方を推奨しているわ。
「社員の豊かな自己実現」を通して会社の数字を作っていくんだ、
会社の業績はあくまで副産物なんだ、って経営方針よ。
意識がプラス方向に傾いていると、
人は「ついうっかり儲けちゃう世界線」ばかりを
無意識に選択するようになる。
毎秒何十億回も。
しかもそれらは、価値観を共有できる仲間たちといっしょにやることで、
共鳴し、増幅され、あたかも明確な選択基準をもつかのように機能する。
「人生にトキメキを。仕事にワオッを!」という経営理念は、
それを一言で表現したものなのよ。
なんでもいい。
まずは「わくわくすること」、「興味をもったこと」からとりあえず実行。
それが、「2 できるとこからやってみる」の意味。
そして、それらを会社でも家庭でも共鳴&増幅させていくのが、
「3 会社ぐるみで/家庭丸ごと、組織化する」の意味。







