『ヒミツ』第12巻 34 方向性の科学5

2026.05.15 その他

34 方向性の科学5

宇宙たちは、観測するまでは《可能性の雲》として

無数に重なり合っている。

いま・ここで。

あなたの意識が観測した瞬間、波動関数が収束して

あなたの物理的な現実(=選択した世界線)が確定する。

意識はそれを毎秒何十億回もくりかえしており、

あなたは「世界線の選択」を同じ数だけ変更してるわ。

ただし、その差異があまりにも小さく、間隔もあまりに短く、

人間や人間が暮らす世界の粒子数が途方もなく多いので、

ジャンプしている感覚も変わった感覚も得られない。

唯一、変化の流れが「時間の経過」として誤認されるくらい。

人間の脳も感覚器も、これらを認識できるようには作られていない。

だから人は、こうした考え方を「スピリチュアル」

「都市伝説」って笑ってきたの。

でも、認識できないからといって存在しないわけじゃないし、

証明できないからといって無効なわけでもない。

「直観」したなら、欲しい現実が現れやすくなるよう、

人生が望んだ世界線に収斂していくよう、

「先回り先回り」して意識的に波動関数を収束させていく、

という方法だってある。

筆者はね、ずっとその方法を提案しているのよ。

具体的に。

自分でも実践し、だれがやっても再現可能、って

水準まで落とし込んだ上で。

たとえば筆者の会社では、1日に2回、瞑想の時間を設けている。

現代人の脳は情報過多であり、

そのままでは意識の純粋な作用を活用しづらいので、

「脳内おしゃべり」を鎮静化させる時間を意図的に作っているの。

週休3日制も、実質残業ゼロ勤務も、安定稼働期に入った。

連日連夜、擦り切れるまで働いていると、

どうしても考え方や行動がネガティブになりやすい。

当然、そうした会社では、社員たちがよってたかって

マイナス方向の現実創造ばかりやるようになる。

激化する競争社会ではね、会社自体が「被害者」製造装置でもあるの。

だから彼の会社では、逆に、社員にノルマなど設定せず、

①好きなことを

➁たのしみながら

③やりやすいやり方で

④他人に役立てる。

⑤そして、それをマネタイズしていく。

という働き方を推奨しているわ。

「社員の豊かな自己実現」を通して会社の数字を作っていくんだ、

会社の業績はあくまで副産物なんだ、って経営方針よ。

意識がプラス方向に傾いていると、

人は「ついうっかり儲けちゃう世界線」ばかりを

無意識に選択するようになる。

毎秒何十億回も。

しかもそれらは、価値観を共有できる仲間たちといっしょにやることで、

共鳴し、増幅され、あたかも明確な選択基準をもつかのように機能する。

「人生にトキメキを。仕事にワオッを!」という経営理念は、

それを一言で表現したものなのよ。

なんでもいい。

まずは「わくわくすること」、「興味をもったこと」からとりあえず実行。

それが、「2 できるとこからやってみる」の意味。

そして、それらを会社でも家庭でも共鳴&増幅させていくのが、

「3 会社ぐるみで/家庭丸ごと、組織化する」の意味。