『ヒミツ』第12巻 32 方向性の科学3
32 方向性の科学3
アメリカがいい例。
アメリカのGDPの7割は個人消費。
そして、その消費のうち、上位10%の富裕層による消費は
実に半分を超えているの。
逆に、成人の7割は自分たちの経済状況を「貧しい」と答えている。
これが、実体経済がボロボロでも、労働者たちの賃金が低下していても、
米国のGDPが順調に成長する理由よ。
圧倒的に、お金持ちだけが消費をたのしんでる社会に
すでになっているのよ、米国は。
株式市場はもっとひどい。
当然に、企業からの配当収益は彼らが独占することに。
前に話したでしょ。
K字経済においては中間も現状維持もない、って。
上昇気流に乗り富裕化していくか、
下降気流に巻き込まれて貧困化していくか、
二者択一しかないの。
それが、あたらしい時代の残酷な社会構造。
日本の未来の姿であり、世界のあたらしい「スタンダード」よ。
だから筆者は、「上昇気流に乗りませんか?」
「P/Lに閉じ込められずに、B/Sの世界に羽ばたいていきませんか?」
と、くりかえし招待状を送っているの。
B/Sの世界ではね、資産インフレで資産は自動的に増えていく。
他方、税制や社会構造によって、P/Lはどんどん削られる。
B/Sの世界では、複利によって時間がたてばたつほど豊かになる。
他方、P/Lの世界では、遅れてきた者ほど少子高齢化の負担が増えていく。
B/Sの世界では、「先回り、先回り」した者ほど有利になる。
他方、P/Lの世界では、動かない人ほど金融抑圧によって
給与も預金も実質的に減る一方。
これらの動きが「恒久化」されていくのが、あたらしい時代。
筆者は、もう10年以上も提案しつづけているわ。
「あなたも、B/Sの世界に羽ばたいていきませんか?」
「こうやったら、できるよ。」







