『ヒミツ』第12巻 09 被害者たちの群れ4

2026.04.10 その他

09 被害者たちの群れ4

事前準備でもっとも有効なのは、あなた自身が変わること。

あなた自身が動くこと。

あなたが自分の役割を自覚し、相手をフォローする側に回れるなら、

あなたを取り巻く<世界>は一変する。

相手から共感や評価が得られなくても、

自分で自分に共感し、自分で自分を評価する喜びに満たされるなら、

<世界>は一瞬で「多様な豊かさ」で彩られはじめるわ。

「相手から期待した反応や見返りが得られない、だからがっかり」という発想は、

自分の幸せは他人が運んでくる、自分の豊かさのカギは他人が握っている、

相手は影響する側、自分は影響される側、って暗黙の前提条件をもっている。

そんな前提条件から出発してたら、なにやっても結果は「ドツボ」よ。

あなたがそうした暗黙の前提条件を手放すとき、

被害者たちの群れが放つ因果律は、あなたには到達しなくなる。

「あらゆるものが悪化の一途」の因果律もまた、

あなたの<世界>には影響を与えなくなっていくのよ。

あなたは、あなた自身の自己評価によって、うれしさを感じられる。

あなたは、あなた自身の自己満足によって、心の底から満たされる。

あなたは、あなた自身の自己愛によって、愛の本質に還っていくの。

いい?

被害者たちの多数派方程式では、逆の帰結が導かれるわ。

「評価は第三者が客観的に行うべきであって、自己評価なんて無意味」。

「それって、しょせん自己満でしょ」。

「たんなる自己愛じゃん」。

これが、被害者たちの多数派方程式。

導かれる解はつねに「自己否定」。

でも、あなたの自分方程式は違う解を導く。

評価とは、つねに自己評価。

自分がどう思うかがすべて。

えらい先生の論評やエビデンスなんて、いらない。

満足とは、つねに自分が自分を満たす行為。

満足感は、物理的には脳の報酬系が分泌する快楽物質に起因してるので、

本質的に自己実現的なもの。

必要なときに自分でセロトニンやオキシトシンを分泌し、

多幸感で満たされる。

ときには自分でアドレナリンやドーパミンを分泌し、

ハラハラドキドキを満喫する。

あなたは自由自在に、自分の幸せを操れる。

なにより、自分には価値があると心の底から信じているので、

自分に自信があり、過剰反応なんかしない。

攻撃されてもおおらかさを失わず、冷静に対処できる。

多数派とは異なるからといって、不安になることもない。

あなたの<世界>はね、こうしてより豊かに、より強固になっていくのよ。