『ヒミツ』第9巻 23 戦略 07

2024.05.07 その他

23 戦略 07

誤解がないように一節を割くけれど、筆者は所得の少ない方々は

お先真っ暗、って考えてるわけじゃない。

出題者は、ちゃんと救済策も用意してくれている。

それこそが、WQのパワー。

自分が必要とする多様な豊かさを、自ら生み出していける力。

内省の習慣があり、自然に触れる機会が多く、

人生をよりよいものにしようと努力している方であれば、

基本、みな「必要な豊かさ」は生み出せるの。

だれでも、よ。

大金持ちになりたいことか、異性にモテまくりたい、

「あれもこれも、もっともっとほしい」という欲望全開系ではなく、

この肉体に固有の人生を味わい、そこから学び、

自分なりにいい経験ができたな、と思えるような生き方はね、

「別のなにかは与えられない」ことに由来しているの。

意識のフォーカスを絞り込むことでしか味わうことができない幸せや、

心の解像度を上げることでしか取り組めない課題たちはみな、

「数や量が少ない」という共通の性質を持っている。

「あれもこれも、もっともっと」では、学べない種類のものなのよ。

例えばこういう経験って、タワマンで暮らし、ブランド品で身を飾り、

外車を乗り回したり、夜な夜なキャバクラ通いってライフスタイルで、

味わえるかしら?

意識をこの1杯のごはんに集中してゆっくりと噛むとき、

白米のなんともいえない甘味がじわじわと沁みてくる。

朝のあかるい光に照らされた若芽にふと目をやるとき、

ああ美しいなぁ、さわやかだなぁ、ありがたいなぁ、

って感情がこみあげてくる。

こうした豊かさを味わうときって、オールで歌いまくったり、

モト取るために無理に飲みこんだエビフライからでは得られない豊かさが、

あなたを満たしている。

今回ある種の人々は、所得が少ないことを通して実現される、

「あれもこれも、もっともっと」とは異質の幸福を味わうために

生まれてきたのよ。

《与えられないことで得られる、限りない豊饒さ》で満たされるためにね。

そうした環境に命を吹き込む、ということこそ今生のあなたの課題。

少ないリソースで、いかに満足感や充実感を最大化できるか?

そこにこそ、今回の生の醍醐味がある。

あなたが大活躍し、創意工夫して、能力をめいっぱい

発現させるたのしみを、味わえる特別な場所。

あなただけのサンクチュアリ。

もちろん、そうしたことは一般的な人の暮らしにもある。

ヒントは、趣味よ

たのしんで。(笑)