『ヒミツ』第6巻 20願い4
20願い4
この話は実話。
被害者になりかけた筆者が、あらためて豊かな現実創造を
行い直した瞬間を切り取っている。
一般的な人類の振動数は、毎秒4~5万回。
一方で、筆者は18万回前後。
これだけ高い波動に達した彼をもってしても、
人間の現実は思い通りにはならないの。
凸凹しており、悩みもつきない。
ちょっと気を抜くと、ああやってすぐ「被害者」をはじめちゃう。
彼もまた、地球を支配する時代の構造によって、
①自分は無力で価値がないという前提を刷り込まれ、
②詰め込み教育によって、自分の頭で考えない習慣を形成され、
③将来どうなっちゃうんだろう、という不安に自分を閉じ込めながら
人間ライフを過ごしてきた。
あなたと同じよ。
だから、本来であれば発揮できるはずの現実創造の力が鈍ったり、
あらぬ方向へ走ったりしがちなの。
いえ、なまじ波動が高い分、一般の人よりも強力な現実を
創造してしまう。
だから彼は人一倍自問し、人一倍余裕を持ち、
人一倍緑豊かな自然のなかで過ごす時間を取るようにしているの。
減酒したのもそのため。
筆者の願いは、こうした事実に気づく人が増えてほしい、
受動的に被害者を回すのではなく、
自ら積極的にコントロールする側にまわってほしい、ということ。
筆者が行ったように、現実は創造し直せる。
その積み重ねであなたの人生は構成されているのだし、
そうした人生たちの多重生成こそ国のあり方、世界経済のあり方、
「時代の構造」のあり方を規定しているのよ。
このしょーもない世界はね、あなたが創っているの。
世界を変えようとするのではなく、他人を変えようとするのでもなく、
「自分が世界に関わる、その関わり方」を変えること。
戦略的に内向きになり、自分の内面にこそ、
「意識の使い方」にこそ意識をフォーカスしていくこと。
この重要性に気がつき、実践する人が増えることを、
筆者は願ってやまない。