願い
2026.02.07
その他
願い
わたしには、ひとつの願いがあります。
あなたが食べている、その温かいごはん。
農家の方が何年も前から田畑を耕し、太陽や大地が作物を育て、
流通事業者が運び、店員さんが棚に並べ、あの人がおいしく調理してくれた。
あなたが着ている、その暖かい服。
何年も前からだれかが企画し、服飾家がデザインを起こし、
毛や化学原料を糸によって、工員さんが編んだ。
あなたが勤めている、その会社。
新規事業の9割は失敗するというのに、巨額の借金を背負いながら
だれかが最初にリスクをとって起業した。
あなたの見えないところで、先回り先回りしてリーダーたちが動いたから、
今月も安定して給料がもらえる。
あたりまえなんかじゃないよ。
偶然でもない。
たくさんの人に支えられ、たくさんの見えない努力が、
あなたの「ふつう」を作っている。
同じように、人類から見えないところで、
人類を支えてくれる存在たちもいる。
1円ももらわず、なんの見返りもないのに、
(そもそも、彼らにとって貨幣など意味がない)
人類のため動いてくれるたくさんの存在たち。
ひとりでも多くの人類がこのことに気がつき、
それが並里の願いです。







