『ヒミツ』10巻 08 創造のプログラム7
08 創造のプログラム7
筆者が進める「創造のプログラム」は万能じゃない。
同意が必要なの。
自分でかけた自己制限を外します、
もう被害者は卒業します、って同意がね。
同意できない神たちは、筆者の元から去っていく。
さまざまな理由を付けて。
「愛そのもの」にまで昇華した彼女たちの魂は、
もはや愛しか経験できなくなっていた。
非常に高い進化レベルに到達したものの、
そこから先へ進むことができず、ある種の停滞が起こっていたの。
だから、さらなる成長の階段を求め、
「愛以外のすべて」であふれかえる地球に来たのよ。
だから、神々の多くは「創造性の回復」になど興味がない。
もともと持っていることを、魂の深いところで知っているからよ。
「愛以外のすべて」こそ、彼女たちが欲してやまない経験。
だから人は、被害者作りに惹かれていく。
朝目覚めると、まずスマホ。
お昼を食べながらスマホ。
帰りの電車でもスマホ。
寝る前も当然スマホ。
殺伐としたニュースや、眉をしかめるゴシップ、
内容のないコメンテーターの助言、
誹謗中傷や罵詈雑言が飛び交うSNS等々、に惹かれていくの。
ダークなエネルギーが渦巻く暴露系にもね。
筆者は、神々のそうした行動を敬意をもって見ている。
ダメだ、くだらない、正されるべき、なんてこれっぽっちも
思っていないわ。
そこに必要な経験があるから、彼女たちは惹かれていった。
辛酸からあらたな教訓を得、苦労から悲しみの本質を味わい、
後悔から喪失の意義を知る。
そこには、楽勝で成功した経験からは到底得られない
深い深い学びがある。
それこそが、魂の成長の糧。
大いに学んだらいい、大いに経験したらいい。
それが、筆者の基本認識なの。
・・・でもその一方で、もうそろそろいいんじゃない、
もう十分に味わったんじゃない、と感じることもある。
本書はそう感じる方々のために書かれている。
神に戻ろう、という神々のために。
①「愛以外のすべて」に堕ちていく過程に学びの中心はあり、
筆者もそのことは十分に承知している。
けれど、②そこから回帰する過程にもまた固有の学びがあり、
多くのネガティブ勢力が前者①を全力で手伝っているように、
一部の気づいた人々は、後者②の学びを支援している。
それこそが、「創造のプログラム」。
<創造のプログラムの概要>
・被害者からの卒業
・自分を愛する/自分を許す
・世界の支配構造を理解する
・中庸を保つ
・波動を自分でコントロールする
・自分に必要な豊かさは自分で創造する
・余力があれば、他者の「回帰する過程」を手伝う
・「殺伐ゲーム」から距離を取る/ラットのレースを降りる
・手元の豊かさに感謝する
・日常の小さなことを、大いなる愛をもってやる
・プロとして、アウトプットを出し続ける
彼の会社ではね、気づいた神々が「創造性の再創造」を
モーレツなピッチで行いはじめているわ。
この三次元の物理世界では、スピリチュアルだけでは生きていけない。
物理的抵抗が大きいだけでなく、
「愛以外のすべて」がうずまいているため、
世相や人間関係による反力もまた大きい。
だから、豊かで幸せな状態を得るには、
「プロとしてアウトプットを出し続ける」こともまた、
必須になるのよ。
それは、行動しつづけることでもある。
神さま、さぁ勇気を出して、その一歩を踏み出すのよ。
あなたは創造主なんだから、その一歩も創造できる。
まちがいなく、100%できる。
これからの3年間を、駆け抜けるのよ。
「わたしには、決断力があります」
「わたしには、必要なときに必要なことをする行動力があります」
「わたしは強い、わたしは安全」