『ヒミツ』第8巻 3 世界のあり方4

2023.12.04 その他

3 世界のあり方4

前節のやり方を続けていると、

関わりたくない世界には関わらないで済む世界、

があなたのまわりに構築されていく。

できるだけ、その「関わりたくない世界」から離れるよう、

意識してPDCAを回していったらいいわ。

それがそのまま、「関わりたくない人々」から遠ざかる

方法でもある。

みな、世界を変えようとするから、変わらないのよ。

みな、相手を変えようとするから、変われないの。

上記のやり方なら、確実に世界は変わっていく。

ただし、いくつか注意点もある。

それは、あくまでこの三次元の物理世界の中に構築される、

ということ。

どこかに浮遊する理想郷なんかじゃないの。

このことは忘れないで。

ひきつづき凸凹はある。

喜怒も哀楽もドラマもね。

それらはすべて、あなたに経験されるところの「この現実世界」、

という形でのみ現実化されていく。

あなたにとっては、あくまで「この現実世界」が世界のすべて。

理想世界を彼方に置いて、それとの比較でこの現実世界は問題がある、

だからダメだ、なんて現実を否定する発想してたら再び殺伐路線に逆戻りよ。

いまの「この現実世界」に感謝しつつ、問題があることも受け入れつつ、

「ありがたいなぁ、助かるわぁ」ってたのしみながら、

もっとよくするために粛々と問題に対処していくの。

ここで、もうひとつのポイントも指摘しておくわ。

世界創りにはね、業種と職種の再選択も必要なの。

成熟した国ほど、衣食住に直結しない仕事が多い。

付加価値型、って呼ばれるやつ。

ファッションや各種イベント、公演、旅行、グルメ、

マッサージやカウンセリング、等々。

文化の豊かさの証しではあるのだけれど、

社会全体が大打撃をこうむるような状況下ではもろい。

コロナ下で、痛いほど味わったでしょ。

冷静に現実的に、考えて。

なんらかの衝撃的な事情で人々が一気に財布の紐を絞るとき、

あなたの仕事にエクストラのお金がはたして支払われるだろうか、と。

客観的に、非情になって、再検討してほしいの。

事実として、あの期間ピンチに陥っていたなら、

次回もっと大きなコトが起こったとき、

次回もっとひどい目に遭わないだろうか?

しかも、次回は期間限定じゃないとしたら?

事態の進行は遅れ気味なので、幸い3年ほど時間がある。

商売替えすることも、引っ越すことも、暮らしを組み直すことも

なんとか可能よ。

特にバブル期は、なにをするにも絶好のチャンス。

地震や津波が心配なら、沿岸部からは離れた方がいい。

自然ではない自然災害の懸念があるなら、地盤の固い高台へ。

大都会の深刻なサバイバル・ゲームが予見されるなら、

郊外や地方へ引っ越す手だってある。

少し備蓄するスペースも取りやすいしね。

筆者の場合、基本的に初期投資は済ませておく、という作戦。

買い直し、出し直しは相当むつかしくなるので、

大事にしていること、必要なことを維持するための道具立ては、

いまのうちにそろえておくの。

それが、夢のマイホームだったり、あこがれの車だったり、

すてきなピアノだったり、すばらしいオーディオだったり。

なにより、一番大事な「なりたい自分」「なりたい家族」のために、

悔いが残らないよう、旅行に行ったり、おいしいもの食べたり、

いろんなことを活発にやってる。

もうやりきった、悔いはない、ってレベルでね。

ローンも活用してる。

これまでの蓄積があるので、勝手知ったる既存のキャリアに

しがみつきたい気持ちはわかる。

また一から勉強か、作り直しか、って気が重くなる。

住み慣れたこの街も。

・・・でも、こう考えてみたらどうかしら?

それは、それまでの地球1.0で「殺伐ゲーム」から学ぶために

必要な道具立てだったんだ、って。

それ続けてるかぎり、「殺伐ゲーム」からは永遠に出られない。

いま自分は、「あたらしい地球2.0」と相互作用しながら、

「関わりたくない世界」から出ていこうとしている。

そこにあるのは、あたらしい「なりたい自分2.0」。

そのためには、「あたらしいスキル2.0」が必要であり、

「あたらしい仲間2.0」に出会い、「あたらしい仕事2.0」で稼ぐ必要がある。

「あたらしい家2.0」を、「あたらしい街2.0」に構え直す必要がある。

それが「あたらしい生き方2.0」なんだ、って。

「あたらしいおたのしみ2.0」に満たされた。

あなたはね、今回2つの人生を設定してきたの。

ネガティブな地球のエネルギーにどっぷり浸る前半と、

覚醒し、自分らしく生き直す後半の、2つの人生よ。

その後半戦が、いよいよはじまる。

その準備期間が、変化の3年間なのよ。

たのしんで。