『ヒミツ』第7巻 33 ユニット2

2023.11.04 その他

33 ユニット2

ユニット0は、半径10m内にいるいつものメンツたちだった。

多くの人にとっては、職場、学校、家庭、趣味の輪が該当する。

ユニット1は、そのなかでも特に波長が合う仲間たち。

いっしょにお昼食べたり、休日のドライブ、飲み会とか行くような。

それらの外側に、ユニット2がある。

ゆるやかに、遠くから連携する人たちよ。

社外のプロジェクトメンバー、取引先、共通の友人など。

読んだ本の作者、聞いてる音楽のアーティスト、

尊敬する偉人とかも含まれる。

なんとなく相手の行動が理解でき、意味も分かる。

共感もしてる。

場合によっては、間接的にお手伝いすることも。

でも、それぞれが別々に自分のユニット内で学んでおり、

関係は淡いまま、連携もゆるやかなまま。

ユニット2は、もう数年したら真価を発揮しはじめるわ。

米FRBは10兆円の債務超過

(ちゃんと評価損を計上すれば、その数十倍?)

オーストラリア中央銀行は、2022年時点ですでに債務超過

ドイツ中央銀行も、おそらくすでに債務超過

カナダ中央銀行も、評価損をちゃんと計上すればおそらく債務超過

英中銀も実質債務超過であり、巨額補填は今後もつづく

データが見つからなかったけれど、筆者は、

ECBも中国の中央銀行も、すでに実態は債務超過に転落してるのでは、

と推測している。

もちろん、まだ低金利政策でふんばっている日銀も、

高金利を許容することになる来年以降、債券の評価損が膨らんでいく。

(金利の上昇=債権価額の下落)

ただし日銀の場合は、他の中央銀行たちとは逆に、

しこたま買い支えた国内金融商品や国内経済の劇的改善から

恩恵を受けられるので、単純な財務悪化にはならない。

けれど、バブルが崩壊するときは、それらが一気に棄損するから、

結局は同じ結果になる。

個々の独立性が身上のはずの中央銀行たちは、

なぜかたまたま、偶然にも、このタイミングで、世界中で、

いっせいに同じ方向で間違い、同じ結果へと落ちていくの。

そこにあるのは、「もうにっちもさっちもいきません、

ガラポンしかありません」。

そう、グレートなリセットよ。

経済が大混乱するとき、ゆるやかに連携した仕事上の

ネットワークがあれば、生き残れる確率は高くなる。

激減した仕事を回しあい、融通しあい、って。

前もって、お互いに準備をしておくこともできる。

なんとかなるさ、なんとかするさ連合。

それが、ユニット2のゆるやかな連携よ。