『ヒミツ』第5巻 43 TARIKIZM1

2023.05.26 その他

43 TARIKIZM1

あたらしい時代の企業のあり方。

それは、TARIKIZM。

自社で抱え込まず、自分だけでやろうとしない。

どんどん他人にまかせ、他社を巻き込んでいく。

他人のやり方も許容し、自分の流儀に固執しない。

そのためには、まず社員一人一人が自分を許し、自分を愛し、

自分を大切に扱う必要がある。

たとえば筆者の会社では、8月からのあたらしい施策として、

バケーション制度を改定中。

2週間連続で会社から離れる期間を年に2回は作ろうよ、って。

1回目の連続休暇には、3万円の旅行券が進呈される。

2回目の取得時には、5万円分が。

自分へのご褒美をもっと作ろうよ、って会社ぐるみで画策してるの。(笑)

自分を許していない人は、他人を許せない。

自分を生かせていない人は、他人も生かせない。

「他力/多力」を活用できないほんとうの原因は、

「自力」が活用できていないから。

自分で抱え込んじゃうと、もう毎日がアップアップ。

自分でやろうとすると、今日も着手すらできない。

「他人は自分の要求水準に達していないから」の反面は、

「自分もまた他人の要求水準に達しておらず迷惑かけまくってる」。

でも、そんな自分の「反面」にはまったく気づかない。

他人ばかりを見てるから。

視点が外ばかりに向けられており、基準が外にあり、

満足感の源泉も他人からの称賛や認められる自分、だったりするから。

多くの場合、幼少期の、「お母さんに愛されたい」

「先生にほめられたい」「いい子であり、立派な人と言われたい」が

ベースになっている。

それらのために、押し殺されちゃった「ほんとうの自分」が、

大人になって代償をもとめているのよ。

・・・けれど、代償はしょせん代償でしかなく、

いくら代償してもほんとうの自分は満たされない。

かくして、あのスパイラルが回り出す。

自分のやり方に固執するってね、ほんとうは、

内部の評価基準を持っていない、自分を愛していない、

自分を許していない、ってことの裏返し。

TARIKISMをそこを癒してくれるわ。

自分で自分を満たす、というほんとうの満足を提供してくれるの。

企業ができる最大の社会貢献であり、企業業績をぐいぐい押し上げ、

社員たちの幸福度をどんどん上げていくのが、TARIKISM。

似た波動同士は共鳴し合うけど、異なった波動同士は離散していくでしょ。

波動だけに依拠すると、どうしてもそうなっちゃうの。

だから、異なった波動同士の、場合によっては真逆になっている

位相同士の波動パワーを生かそうと思うのなら、

たんに共鳴させるだけでは不十分なのよ。

間にワンクッション、差を吸収してくれる仕組みを

かませる必要が出てくる。

この三次元の「物理的構成要素」を上手に使って、ね。