接続ポイント2
当時、わたしは「接続性」について、まったく自覚がなかった。
知識も、経験も、仕組みに関する理解も。
けっこう、高リスクな状態だったと思います。
陰謀論にどっぷりハマっていた時期でもあったから。
毎日のように暴露系の記事を読み、自分でも書き、
ロスチャイルド本とかもたくさん読んだ。
いまはほとんど読まず、書くときはライトな内容にとどめ、
深掘りすることはなくなっていますが、当時は猪突猛進だった。
わたしのブログ、アクセス数すごかったんですよ。(笑)
・・・・で、見事に、ミイラ取りがミイラに。。。
自分ではわからないんですよ。
どんなエネルギーに共鳴しちゃってるか、って。
意識はフォーカスした対象を拡大&強化しますが、
それはエネルギー的に言うと、
そのエネルギーと同化し共鳴するってこと。
対象を注視し批判する行為自体が対象への急接近をもたらす、
というメカニズムを理解していなかったのです。
くりかえしていくうちに、深掘りすればするほど、
自分もまたそっち系のドツボにはまっていく、という皮肉。。。。
いまにして思えば、経営者としてあのタイミングで
ああした経験をしておくことが必要だったのでしょう。
現在では、反射的効果を受け取らずに済む範囲に
自分をコントロールしつつ、見るべきポイントは見、
分析すべきポイントも分析し、
逆に関わっている方々の幸せにそれを役立てる、
つねに残念な勢力の先回りをしていくことに利用する、
という荒業ができるようになっている。
あの時期の、あれらの経験のおかげです。
だからでしょうか、あきらかに共鳴しちゃってる人を見ても、
動じなくなりました。
「ヤバいですよ、あなた」って思いつつも、
その人の人生において、いまそれを経験しておくことが、
後々、意味を持つようになるんだろうな、
いまこの瞬間だけを見てレッテル貼ったり、
ジャッジを振り回しちゃいかんな、と。
人はみなゆらいでいる。
あっちに共鳴したり、こっちに接続したり。
そんなゆらぎこそ、凸凹こそ、豊かさの源泉。
いまはそう考え、鷹揚に構えています。
だから、許せるようになった。