特徴4

2021.07.20 その他

『ノマドランド』という映画を見ました。

定住せず、キャンピングカーで旅をしながら暮らす人々。

束縛を受けない、あたらしい自由な生き方の提案、

と見る向きもあるようですが、

Amazonの倉庫で低賃金の短期雇用をつないでいくその生き方は、

搾取されながら強いられる貧困放浪にしか見えませんでした。

登場人物のうち、ただの一人からも、内側からあふれてくる

「生きる歓び」を感じ取れなかったからです。

感じ取れたのは、構造的に存在を許される場所が極端に狭められた人々、

勤労者が低賃金労働以外では生きられない社会の姿。