旅の記憶1

2020.08.10 その他

このシリーズは、ネガティブ情報を含みます。

不要な方は、スルーください。

労せず楽勝だった経験から学べることって、ほとんどない。

だから、人は苦労や悲しみ、貧乏な方向の経験をしたがる。

学びたがる。

わたしは基本わくわく路線ですが、学びを放棄したわけではないので、

いまでも凸凹はあります。

その記録。

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今回の北海道旅行で一番強く感じたのは、

ストレートに「文明の崩壊」ということでした。

えりも岬まで行ったのですが、札幌から数百キロという距離は、

地元の方にとってもそれなりの僻地。

移動の負担が大きい分、レジャーをたのしむ精神的&経済的な

ゆとりが失われると、地域全体が直撃されます。

漁業は最盛期の片鱗はうかがえるものの、

いまは豊かと呼べる水準ではないし、

当然、コロナ騒動で観光業は瀕死。

公共交通機関は統廃合が進み、どんどん縮小。

JR日高本線も止まったままです

道路の激しい痛みも放置。

畜産業は需要が急減。

日高といえばサラブレッドが有名で、

競走馬では8割の国内シェアがあるということですが、

不要・不急の競馬界自体がああした状況では、

とうてい経済の柱としては存続不可能でしょう。

少子高齢化の影響も顕著になりはじめている

都市部に住んでいるとわかりにくいですが、

わが国最東端という極端な場所まで来ると、

「文明の崩壊」という現実を強く感じます。

あたりまえと思われてきた豊かな物質文明は、

こうやって崩落していくんだな、

というのをまざまざと見せつけられた気がします。