8 時間1

2020.05.18 その他

8 時間1

いま、時代の大きな転換点を迎えている。

努力して、一生懸命に、コツコツがんばってきたのが

平成までの2万6千年間。

長いね。(笑)

だからみんな、この習慣が染みついちゃってる。

お父さんもお母さんも、先生も先輩も、

おじいちゃんもおばあちゃんも、みんなそうやって生きてきた。

だから世の中の仕組みはすべて、このガンバリズムでできあがってる。

ところが令和以降は、あたらしい2万6千年が創られようとしているの。

あたらしい時代は、ナウでヤングな時代。(もっと古いか(笑))

ガンバリズムの特徴は、未来を見ていたこと。

いまがまんして勉強したら、将来いい学校に入れる。

いまがまんして努力すれば、将来きっと楽になる。

一見すばらしい姿勢に見えるけど、その「将来」がどうなったか、

社会の現状を見ればあきらかじゃないかしら。

一流企業に入って勝ち組だと思った中高年たちが、

どんどんリストラされていく。

楽になるはずが、サラリーマンの手取り給与はもう

何十年も下がりつづけている。

明るい未来を実現するために今を犠牲にしつづけ、

あげくのはてにその明るい未来は来なかった。

それでもその古い価値観にしがみつき、

今がよくないのはがんばりが足りないからだ、

今を犠牲にして未来のためにもっともっとがんばろう、

ってもっとがんばる気らしい。

そうじゃないの。

大事なのはナウ。

時間は過去→現在→未来へと線状に流れているわけじゃない。

未来は、現在の延長線上にはないのよ。

現在はいま・ここにあり、未来もまたいま・ここにある。

もちろん過去も。

すべては平行存在しているの。

ガンバリズムはここを見落としていた。

電車に乗っているところを想像してみて。

スマホいじる人、音楽聴いてる人、おしゃべりする人、さまざま。

一つの車両の中で、目的地に着くまでの時間を、

みな思い思いにすごしている。

外を見ると、景色が流れていく。

後ろから前に、一方向にどんどん流れ続ける。

車両内にいるかぎり、それはあたかも、

後→前という方向性があるかのよう。

でもあなたは知ってる。

後→前なんて、固定した方向性などないことを。

それは電車が走っているから生み出されている幻想であり、錯覚。

もし車内で生まれて車内で死ぬ人がいて、

生涯電車から出ることがなかったとしたら、

その人は後→前という方向性の存在を強固に信じこむでしょう。

その人にとっては疑いようのない真実に見え、

風景の移動と体感をきわめてよく反映しており、

それ以外の考え方なんてありえないように感じられる。

でもあなたは知っている。

途中で降りることもできるし、止まることも、

戻ることも、そもそも線路の外にでることさえもできる。

平走する電車から別の電車に乗り移ることだって。

これが時間の正体。