アプローチ法4

2018.06.02 その他

当社は「遠回りをする」という、選択をしました。

どの会社も、よい業績を達成したい。

当然、数字を追いかける。

しかし当社は、まず「待遇の改善」を追いかけることにした。

社内カフェをはじめたり、各種ポイント制度、親孝行手当、

1週間のリフレッシュ休暇、退職金は最大1,600万円、

50才をすぎても賃金は下げない、定年を一気に65才まで延長、

契約農家から無農薬野菜を社員の自宅に直送、毎朝の勉強会など。

特に朝の勉強会は昨年は2hもとっていたので、

当社の実労働時間は、たったの6h/日しかなかった。

正直、「異様」と思います。

はっきりとした成果が見え始めたのは、2年後。

社内からはネガティブな言動がほぼ出なくなり、

みんながあらたなチャレンジを果敢に行うようになった。

どの会社でも、業績向上を阻む最大要因は、

社員たちが自らをガチガチに制限している「自己限定」。

心のフタ。

保育園のころから他人と比較され、点数を付けられ、

20年近く「他人からの評価」を基準に育てられるわけですから、

そりゃ強固ですよ。

一握りのエリート以外は、みんな劣等意識を骨の髄まで

植え付けられ、つねに「もっと、もっと!」と、

飢餓状態が定常状態になってる。

自分はどうせここまで、と自ら可能性にフタをして斜に構える一方、

満たされない承認欲求は、そこかしこで「わたしを受け入れて!」

「わたしを愛して!」「わたしを認めて!」と悲鳴をあげる。

この「心の飢餓」を、2年間集中治療したわけです。