生産性向上の向こう側 3

2017.06.16 その他

*シリーズものは、順番にお読みください。

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生産性向上のリターンをだれに、どういう形で戻すのか?

株主資本主義が一般化している現状では、

多くの企業は、

1 株主への配当を増やす

2 自社株買いを行って株価を上げ、間接的に1を実施

3 内部留保として、しこたま溜め込む

4 高額な役員報酬で、経営陣に還元

を実施することになる。

事実、社員たちの給与は下がり続けているのですから、

リターンの主な戻し先が社員たちではないことは、

あきらかでしょう。

では、社員にもリターンが戻るようにするには

どうしたらいいか?

それは、ルールメイキングに参加することです。

もう時効なので告白しますが、ある入札要綱は、

わたしが書きました。

行政側の担当者に仕様を定める能力が欠如していたので、

ほぼすべてわたしが書き、それがそのまま仕様書となって

入札が実施されました。

うんと遠い昔の話ですが、

結果がどうなったかは、申し上げません。(笑)

世の中に公平な競争などあるわけもなく、

ルールを定める側が有利になるのは、

あったりまえじゃないですか。

バクチをしたら胴元が一番儲かるに決まっているし、

下請け孫請けより、元受けの方がいろいろと都合がいい、

に決まってるじゃないですか。

だからわたしは、社内のさまざまな

制度設計や実際の運用を、社員に丸投げしています。

事実、「Sショップ」という社内ポイントの引換店舗では、

あからさまな事前予約の勧誘や、談合が横行。

関係者はみな、甘い汁を吸っている。(笑)

一つ一つは小さくても、社内のほとんどの制度設計にかかわり、

運用を牛耳り、評価側に参画するメリットを積み上げていくと、

「甘い汁」はどれだけのものになるのか?(大笑)

それこそが、ほんとうの「働き方改革」なんだと思いますよ。

戦略的な「働き方改革」は、社員の側からも可能です。

そして、生産性が向上した結果をきちんと受け取れるよう、

利益誘導していくことも。。。