生産性向上の向こう側 1

2017.06.14 その他

いまは超絶的な不景気ですから、

みなさまの会社でも必死になって、

「生産性の向上」「働き方改革」に取り組んで

おられるかと思います。

では、その結果をマクロで見るとどうなるか?

下記のグラフは、生産性の推移と(青/緑)

労働分配率=みなさんの給与(赤)の推移、です。。。。

(出典:ラスカルの忘備録「労働生産性と所得の動向」)

ここ10年ほどの顕著な特徴は、たしかに企業の生産性は

向上している。

そして、生産性が向上すればするほど、給与の総額は下がる。(^-^;

考えてみれば当然で、先進国の場合、

ふつう最大のコストは人件費。

生産性の追求って、よーするに人件費カットなわけですよ。

これは、国も同じです。

国民のみなさんが、がんばってどんどん生産性を

向上させればさせるほど、国民のみなさんは増税される。。。。

ストレートな増税だけでなく、控除の縮小/廃止、

保険料の値上げなど「実質増税」がつづいた結果、

たとえば年収800万円の人の場合、手取り額はどう変化したか?

「生産性の向上」「働き方改革」って聞こえはいいけれど、

よーするにそれらをマクロで見たら、

労働者から企業への所得移転、国民から国への所得移転なわけ。

こうした現実を前にすると、国民=社員たちの側にも

戦略が必要なんだ、と思いませんか?